2021-12-03
Amazonゲームがリリースした「New World」などの海外ゲームは日本語翻訳されていないゲームが多くあります。
PCのソフトウェアでも同様に英語のみの表記が一般的です。
日本語化したいけど、アップデートやModが出るまで待てない。
そんなにお勧めの方法があります。
Googleが開発している「Googleレンズ」の機能には写真で撮影した花や食べ物,
商品などを自動で識別し検索してくれるアプリです。
この機能は言語翻訳も可能で、カメラに映っている言語を自動で翻訳し上書きしてくれます。
この機能をPC画面上に適応し画面内の英語表記を自動で日本語表示します。
【必要なもの】
・LDPlayer
・必要な方はサブモニター
自動翻訳に必要なものは、「LDPlayer」というアンドロイドエミュレーターです。
アンドロイドエミュレーターとは、簡単に説明するとPC上に仮想のandroid携帯を生成し起動させるソフトです。
この仮想のandroid端末にGoogleレンズをインストールし、PC画面を読み取らせ自動翻訳を行うという流れです。
より快適にゲームをプレイしたい場合は、モニターを2台用意することで、ゲーム画面と翻訳した画面両方を表示させることができます。
まずはLDPlayerをダウンロードしましょう。
下記URLから最新の64bit版をダウンロードします。
ダウンロードが終了したら、LDPlayerを起動します。
ホーム画面にある「System App」から「playストア」を起動しましょう。
お持ちのGoogleアカウントでログインを行います。
上部検索バーから「Google Lens」と調べてインストールします。
インストール後、起動するとGoogleアプリの更新する必要がありますと表示されるので、更新を行います。
Googleインストール後は音声検索なども追加されています。
レンズをクリックし起動します。
*バグにより落ちることもありますが、何度か起動すると戻ります。
フォトギャラリーを開くをクリック。
一定間隔でキャプチャーをクリックします。
*ここでカメラを選択するとGoogleレンズを削除、再度インストールしなければなりません。注意してください。
選択後、青色のウィンドウが開かれるので、翻訳したい場所に合わせて拡大・収縮しサイズを調整します。
「カメラで検索しましょう」をクリックします。
クリックすると下部に翻訳という選択肢が表示されるので、クリックします。
ここまで来たら翻訳は可能ですが、いくつか設定を加えることでより翻訳を見やすく表示させることが可能です。
LDPlayer右上にあるメニューバーから歯車マークをクリックし設定画面を表示します。
まずは「詳細設定」のカスタムからDPIの数値を30に変更します。
次に「ホットキー」からすべてのホットキーを無効に設定します。
*ゲームで使用するキーと一緒にならない場合はそのままでも問題ありません。
最後に「他の設定」から横方向に固定を有効にします。
変更後は右下の保存をクリックし再起動を行います。
再起動後は表示形式が崩れますが(DPIを30に変更したため)表示領域が拡大し、画面が見やすくなります。
最初に表示される白いバーは、ほかの部分をクリックすると消えます。
見えにくくなっていますが、先ほどと同じように「カメラで検索しましょう」をクリック。
先ほどより横画面になり、アイコンが小さく表示されているため画面が見やすくなります。
〇自動翻訳前
〇自動翻訳後
PC上のソフトを翻訳する場合でも同じような手順で行うことで、自動翻訳をすることができます。
注意点として、操作を行わずに一定時間が過ぎると自動翻訳を行わなくなるため、注意が必要です。長時間の自動翻訳を希望する方は下記をご覧ください。
自動翻訳機能を延長するためには一定時間でLDPlayerを操作する必要があります。
それを自動化するためにLDPlayerではマクロ機能があります。
設定方法は、右側メニューバーから「自動マクロ」を選択。
設定したいマクロ操作を録画します。
録画開始ボタンをクリックし、下部にある撮影ボタンをクリック。
その後左上にある、白い棒(本来であれば戻るボタン)をクリックします。
この動作を5秒置きに繰り返し、記憶させます。
操作が完了すれば、上部にあるマクロ記憶の停止ボタンをクリック。
先ほど記録した操作が保存されているので、歯車マークをクリックします、
マクロをリピートするために、「手動でループ停止」にチェックを入れます。
あとは再生ボタンをクリックすると、先ほど記憶した操作を停止させるまで繰り返し続けます。