2022-08-16
北米時間2022年8月15日,Googleは,Android OSの最新版となる「Android 13」の正式版をリリースし,同社製端末であるPixelシリーズ向けに配信を開始した。2022年後半には,他社製Androidデバイス向けの配信も行われる予定だ。
Android 13における新たな特徴は多数あるが,とくにゲーマーや一般ユーザーに向けた機能をザッと紹介しよう。
まず,OSの見た目に関する変更として,Android 12で導入されたデザイン「Material You」の改良が挙げられる。Material Youでは,壁紙やテーマに合わせてAndroidのホーム画面やアイコンの色を変更できるが,Android 13では,これがサードパーティ製アプリにも適用できるようなった。
もちろん,アプリ側での対応が必要となるし,UIを独自に持つゲームには影響がなさそうであるが,OS標準のUIとゲーム以外のアプリにおけるUIの見た目を好みのカラーで統一したいという人には,嬉しいポイントかもしれない。
また,Android標準メディアプレーヤーアプリも見た目に関わる改良が加えられ,再生中の音楽やポッドキャストに合わせて,見た目や再生バーの動作が変わる機能を備えている。
サウンド再生に関わる機能強化としては,「Bluetooth LEオーディオ」への対応や,立体音響技術の採用といった点がポイントだ。とくにBluetooth LEオーディオ対応は,対応ヘッドフォン・イヤフォンと組み合わせることで,より低遅延なサウンド再生が可能になるとGoogleはアピールしている。ゲーマーにとっても,期待が持てる要素ではなかろうか。
そのほかに,複数のAndroid端末間における連携機能も強化され,たとえばスマートフォンでコンテンツやファイル,URLをコピーして,タブレット端末にペーストするといった使い方ができるようになった。
プライバシーとセキュリティに関するポイントもいくつかある。たとえば,これまでは,アプリが端末内の写真や音声,ビデオにアクセスする場合,メディアライブラリ全体へのアクセス権を与える必要があったが,Android 13では,これが特定のメディアコンテンツだけに限定できるようになった。
また,アプリによるクリップボードへのアクセスを制限し,メールアドレスや電話番号といった個人情報や,サービスへのログインに必要な資格情報がクリップボードに取り込まれた場合,OS側が一定時間で履歴を削除することで,不正なアプリにこうした情報を盗み見されにくくなっている。
ゲーマーにとって,スマートフォンやタブレット使い方を大きく変えるような改良はないかもしれないが,Android 13は,細かい改良によって使い勝手が向上したOSになっているようだ。
最近LDPlayerもandroid9に進化され、Androidアプリやスマホゲームの高速化、スムーズ化、高フレームレート化
LDPlayer9はPCでCPUとGPUの消費を抑えながら、より速く、よりスムーズで、より高いフレームレートでゲーマーがAndroidゲームをプレイできるように設計されています。
絶え間ない努力と高度な技術により、「LDPlayer9」が登場!
最新エンジンを搭載したLDPlayer9は、PCでAndroidゲームをプレイするゲーマーにモンスター級のパフォーマンスと前例のない安定性を提供します。
ぜひ体験してみてください。