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『SILENT HILL f』最新トレーラー公開 発売は2025年内、舞台は1960年代の日本
近年のゲーム業界では、ジャンルの多様化がかつてないほど進んでいます。たとえば、『Axie Infinity』や『The Sandbox』など暗号資産(仮想通貨)を活用したクリプトゲームが、プレイを通じて資産を得られる「Play-to-Earn」モデルを導入したことで、世界中のゲーマーから関心を集めています。実際、ゲームが副収入源や投資対象になる新たな価値観を提示していることから、2025年もクリプトゲームのトレンドは継続。ゲームで使用な銘柄も投資家の関心を惹きつけています。(参照:https://bitsummit.jp/crypto/)
こうした多様な潮流の中で、コナミデジタルエンタテインメントは、ホラーゲームの代表作『サイレントヒル』シリーズの新作『SILENT HILL f(サイレント ヒル f)』の最新トレーラーを公開。そして、本作の発売が2025年内に予定されていることを明らかにしています。シリーズ約13年ぶりの新作となる本作は、1960年代の日本を舞台にした心理ホラーで、公開された映像には不気味な演出や謎めいたストーリーの一端が収められています。現時点で正確な発売日は未定ですが、プラットフォームはPlayStation 5、Xbox Series X|S、PC(Steam/Epic Gamesストア)が予定されています
最新トレーラーの見どころ
3月中旬に行われた公式配信イベント「SILENT HILL Transmission 3」にて披露された最新トレーラーでは、『SILENT HILL f』の独特な雰囲気と世界観が詳細に紹介されました。映像の冒頭には残酷描写へのコンテンツ警告が表示されており、その過激さにファンは期待を寄せています
具体的には、映像内では霧に包まれ変貌した日本の田舎町や、少女を取り巻く不気味な花々など、恐ろしくも美しい映像表現を随所に導入。シリーズ伝統の心理ホラー演出が存分に発揮された内容となっています。
また、今回のトレーラー公開に合わせて、PlayStation StoreやSteamなど各プラットフォームで本作のウィッシュリスト登録も同時に開始されています。
1960年代の日本が舞台
舞台は1960年代の昭和日本。主人公の少女・清水雛子(しみず ひなこ)が暮らす山間の小さな町「戎ヶ丘(えびすがおか)」が、ある日突然立ち込めた霧により異様な様相へと変貌します。
彼女は誰もいなくなった故郷で、過去の残響が漂う街並みをさまよい、謎を解き明かしながら、正体不明の怪異に立ち向かうことを余儀なくされます。そして、彼女には究極の選択が迫られ、美と狂気の狭間で生き抜く術を見出さなければなりません。
なお、本作は“恐怖の中に美を見出す”というコンセプトが掲げられており、1960年代当時の日本の文化や美学を取り入れた独自の恐怖演出が特徴となっています。
そのため、トレーラーでは日本庭園や神社を思わせるような建物が不気味に荒廃している場面や、静かな水面に不自然な赤い花が咲き乱れるシーンなど、日本の伝統的な美意識を恐怖と融合させた新鮮な演出も目立っています。
名だたるクリエイターが集結
本作の開発には、豪華な制作陣が参加しています。プロデューサーはリメイク版『サイレントヒル2』を手掛けた岡本基氏が務め、シナリオはビジュアルノベル『ひぐらしのなく頃に』シリーズで知られる竜騎士07氏が担当。
さらに、シリーズでお馴染みの作曲家・山岡晃氏が音楽を担当し、新進気鋭の作曲家である稲毛謙介氏とタッグを組んでゲーム内の異なる世界を表現します。また、モンスターデザインには日本人アーティストのkera(ケラ)氏が起用され、独特のクリーチャー造形で恐怖を彩ります。
まとめ
『SILENT HILL f』は、シリーズとして13年ぶりの本編新作ということで、従来のファンのみならず、あらゆるジャンルのゲーマーから高い注目を集めています
最近では、多様なジャンルがゲーム市場で急速に成長している中で、『SILENT HILL f』は伝統的な心理ホラーの魅力を守りながら、「現代的」かつ「和の恐怖表現」を前面に押出すような新鮮な表現を盛り込んでいるところが魅力的であると言えるでしょう。
具体的な発売日はまだ発表されていないものの、トレーラー映像の反響やウィッシュリスト登録の開始を見る限り、ゲーマーたちの期待はかなり高まっていると考えられます。2025年に注目すべきタイトルのひとつとして、今後の動きに注目していきましょう。


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