アルペジオ パターン: ギター練習用アプリの紹介
機能:
* 運指アシスタント
* サウンド再生(4小節のサンプルコード進行)
* テンポ調整
* 15 アルペジオパターン
* 無料
アルペジオの演奏は音だけ聴くとすごく複雑な感じがしますが、ほんの少しの理屈を理解した上でそれぞれのパターンに指を慣らせば、どんなコード進行でも無意識に対応できるようになっていきます。
このアプリは、必要最小限の理屈をシンプルにまとめ、「いろいろなアルペジオのパターン」と「親指が担当するベース音の動かし方」を直感的に練習するために作成しました。
特にギターを持ちながらでなくても、暇なときに組み込みのサウンドを再生しながら眺めているだけで練習になると思います。
= ちょっとだけ理屈です =
ギターで単音演奏する方法はたくさんありますが、このアプリで習得できるのは、押さえているコードを、親、人、中、薬の4本の指で分散して弾く、「フォーフィンガーのアルペジオ」と言われているものです。
実はその同じくくりの中でも人によって演奏方法は多少異なるのですが、簡単かつ響きの美しい方法をいろいろ試した結果、ここで紹介するものに落ち着きました。
ざっくり言うと以下のような感じです。
[ ルール 1 ]
人、中、薬の3本の指は常に同じ高音側の弦(321弦)を担当します。
例外なく常に1:1で対応しますから、一見複雑そうなパターンも予想より簡単だと思います。
[ ルール 2 ]
親指はベース音(456弦)を担当します。
基本的にはそれぞれのコードのルート音ですが、小節内でルート弦を弾くタイミングが2回あるパターンの場合には、規則に従って対象の弦を1弦ずらします。
これは理屈っぽく言うと「小節の半分をオンコードで弾く」ということなのですが、とりあえずは「ルート弦毎のずらし方の規則を機械的に覚えてしまう」でよいと思います。多少の慣れは必要ですが、ルールとしてはとてもシンプルです。
常にコードのルート音を鳴らす方が明らかに簡単ですが、ほんの少しの追加の努力で全体の響きが華やかになりますので、アプリではこちらを採用しました。ベース音を動かさない方法ももちろんアリですし、響きに矛盾が出ることもありませんから、この辺は習熟度やお好みで使い分けてみてください:)
= 練習用のコード進行について =
特に初めのうちは、なるべくパターンを弾く方の手だけに集中できるよう、意識しなくてもしっかり押さえられるコードのみの進行で練習するのが効率的だと思います。
ストロークプレイなどで慣れている曲の進行でもかまいませんが、なるべく小さい単位の繰り返しで効率的にパターンを脳にすり込むという観点から、個人的には「4小節程度の循環コード進行」をオススメします。
以下に、簡単なオープンコードが主体である「キー:Gメジャー」の場合の例をいくつかあげておきますので、よければお試しください。(数字はダイアトニックコードのディグリーネーム(簡易表記)です)
1-4-5-1(G-C-D-G)
1-2-5-1(G-Am-D-G)
1-4-2-5(G-C-Am-D)
1-6-4-5(G-Em-C-D)
1-6-2-5(G-Em-Am-D)
1-3-4-5(G-Bm-C-D)
<補足>
アプリ組み込みのサンプルコード進行は、弾きやすさというよりも、一般的なコードを網羅しつつ、メジャー、マイナーキーそれぞれで響きの違いがわかりやすいように選別しています。人によってはあまり馴染みのないキーも含まれると思いますので、練習用にはやはり慣れたキーでのコード進行がオススメです。
ある進行を他のキーで練習したい場合には、別途提供しているアプリ「ギターコードの簡単弾き調整 + 曲のキー移調」を使用すると便利です。
<例:「キーG」の1625進行を「キーC」で練習したい場合>
1. アプリでG、Em、Am、Dを初期コードとして選択する
2. 該当キーのルート音(この場合はG)が欲しいキー(同様にC)になるまで「曲のキー」ボタンを押す
シャープ(上げ)、フラット(下げ)どちらの方向で調整してもかまいません。半音ずつ上げていく方式だと以下のようになります。
G(±0), G#(+1), A(+2), A#(+3), B(+4), C(+5)
つまり、キーGから「移調 +5」するとキーCで弾けるということです。
3. アプリに表示されている調整後のコード群を1625進行になるように並び替えて練習する
調整前:
G-Em-Am-D(キーGの1625)
↓
調整後(移調+5):
C-Am-Dm-G(キーCの1625)
もちろん、すべてのコードに対してG、G#、A・・・のように半音ずつ手計算しても同じ結果を得られますが、ちょっと面倒ですよね。カポで簡単弾きできるコードセットに変換する機能も割と便利ですので、よければこのアプリもお試しください:)
= 深夜に突然ギターを弾きたくなることはありませんか?=
シンプルなパターンを繰り返すアルペジオは、そんなときに最適な選択肢です。
隣近所への騒音を気にすることも、必要以上に体を動かして脳を起こしてしまうこともなく、ゆったりとリラックスしながら眠気を感じるまで静かに練習できます。
作者自身もいろいろ試しながら毎晩のように弾いていた時期があり、このアプリはそのときに書き留めていた情報をまとめたものです。
アルペジオ用に新しい曲を探す必要はまったくありません。いつものお気に入りの曲をゆっくりめに演奏してみてください。きっと新たな発見があると思います。慣れてきたら、曲中の雰囲気に合わせて複数のパターンを組み合わせるのもオススメです。
また、ストロークプレイでも、曲の出だし、終わり、メロディの切れ際、しっとりと聴かせたいところなどにちょこっと(半~1、2小節程度)だけアルペジオを混ぜるなんていう使い方もできます。割と簡単にアクセントを加えることができますので、これもぜひお試しください:)
Privacy Policy: https://tinyartbox.com/p/privacypolicy.html
EULA: https://tinyartbox.com/p/eula.html
* 運指アシスタント
* サウンド再生(4小節のサンプルコード進行)
* テンポ調整
* 15 アルペジオパターン
* 無料
アルペジオの演奏は音だけ聴くとすごく複雑な感じがしますが、ほんの少しの理屈を理解した上でそれぞれのパターンに指を慣らせば、どんなコード進行でも無意識に対応できるようになっていきます。
このアプリは、必要最小限の理屈をシンプルにまとめ、「いろいろなアルペジオのパターン」と「親指が担当するベース音の動かし方」を直感的に練習するために作成しました。
特にギターを持ちながらでなくても、暇なときに組み込みのサウンドを再生しながら眺めているだけで練習になると思います。
= ちょっとだけ理屈です =
ギターで単音演奏する方法はたくさんありますが、このアプリで習得できるのは、押さえているコードを、親、人、中、薬の4本の指で分散して弾く、「フォーフィンガーのアルペジオ」と言われているものです。
実はその同じくくりの中でも人によって演奏方法は多少異なるのですが、簡単かつ響きの美しい方法をいろいろ試した結果、ここで紹介するものに落ち着きました。
ざっくり言うと以下のような感じです。
[ ルール 1 ]
人、中、薬の3本の指は常に同じ高音側の弦(321弦)を担当します。
例外なく常に1:1で対応しますから、一見複雑そうなパターンも予想より簡単だと思います。
[ ルール 2 ]
親指はベース音(456弦)を担当します。
基本的にはそれぞれのコードのルート音ですが、小節内でルート弦を弾くタイミングが2回あるパターンの場合には、規則に従って対象の弦を1弦ずらします。
これは理屈っぽく言うと「小節の半分をオンコードで弾く」ということなのですが、とりあえずは「ルート弦毎のずらし方の規則を機械的に覚えてしまう」でよいと思います。多少の慣れは必要ですが、ルールとしてはとてもシンプルです。
常にコードのルート音を鳴らす方が明らかに簡単ですが、ほんの少しの追加の努力で全体の響きが華やかになりますので、アプリではこちらを採用しました。ベース音を動かさない方法ももちろんアリですし、響きに矛盾が出ることもありませんから、この辺は習熟度やお好みで使い分けてみてください:)
= 練習用のコード進行について =
特に初めのうちは、なるべくパターンを弾く方の手だけに集中できるよう、意識しなくてもしっかり押さえられるコードのみの進行で練習するのが効率的だと思います。
ストロークプレイなどで慣れている曲の進行でもかまいませんが、なるべく小さい単位の繰り返しで効率的にパターンを脳にすり込むという観点から、個人的には「4小節程度の循環コード進行」をオススメします。
以下に、簡単なオープンコードが主体である「キー:Gメジャー」の場合の例をいくつかあげておきますので、よければお試しください。(数字はダイアトニックコードのディグリーネーム(簡易表記)です)
1-4-5-1(G-C-D-G)
1-2-5-1(G-Am-D-G)
1-4-2-5(G-C-Am-D)
1-6-4-5(G-Em-C-D)
1-6-2-5(G-Em-Am-D)
1-3-4-5(G-Bm-C-D)
<補足>
アプリ組み込みのサンプルコード進行は、弾きやすさというよりも、一般的なコードを網羅しつつ、メジャー、マイナーキーそれぞれで響きの違いがわかりやすいように選別しています。人によってはあまり馴染みのないキーも含まれると思いますので、練習用にはやはり慣れたキーでのコード進行がオススメです。
ある進行を他のキーで練習したい場合には、別途提供しているアプリ「ギターコードの簡単弾き調整 + 曲のキー移調」を使用すると便利です。
<例:「キーG」の1625進行を「キーC」で練習したい場合>
1. アプリでG、Em、Am、Dを初期コードとして選択する
2. 該当キーのルート音(この場合はG)が欲しいキー(同様にC)になるまで「曲のキー」ボタンを押す
シャープ(上げ)、フラット(下げ)どちらの方向で調整してもかまいません。半音ずつ上げていく方式だと以下のようになります。
G(±0), G#(+1), A(+2), A#(+3), B(+4), C(+5)
つまり、キーGから「移調 +5」するとキーCで弾けるということです。
3. アプリに表示されている調整後のコード群を1625進行になるように並び替えて練習する
調整前:
G-Em-Am-D(キーGの1625)
↓
調整後(移調+5):
C-Am-Dm-G(キーCの1625)
もちろん、すべてのコードに対してG、G#、A・・・のように半音ずつ手計算しても同じ結果を得られますが、ちょっと面倒ですよね。カポで簡単弾きできるコードセットに変換する機能も割と便利ですので、よければこのアプリもお試しください:)
= 深夜に突然ギターを弾きたくなることはありませんか?=
シンプルなパターンを繰り返すアルペジオは、そんなときに最適な選択肢です。
隣近所への騒音を気にすることも、必要以上に体を動かして脳を起こしてしまうこともなく、ゆったりとリラックスしながら眠気を感じるまで静かに練習できます。
作者自身もいろいろ試しながら毎晩のように弾いていた時期があり、このアプリはそのときに書き留めていた情報をまとめたものです。
アルペジオ用に新しい曲を探す必要はまったくありません。いつものお気に入りの曲をゆっくりめに演奏してみてください。きっと新たな発見があると思います。慣れてきたら、曲中の雰囲気に合わせて複数のパターンを組み合わせるのもオススメです。
また、ストロークプレイでも、曲の出だし、終わり、メロディの切れ際、しっとりと聴かせたいところなどにちょこっと(半~1、2小節程度)だけアルペジオを混ぜるなんていう使い方もできます。割と簡単にアクセントを加えることができますので、これもぜひお試しください:)
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