ToroCamの紹介
画像に写った漁獲物の体長推定(全長等)を、手動で測定する際と比較して高速で実施することに役立つアプリです。水揚げされた漁獲物から無作為抽出で得られた魚に対して撮影を行うことで、全体の体長組成を推定し、資源評価に役立てることができます(注)。
(注)本アプリ単体で魚の検出は行わないため、体長推定の実施には別途学習済みの深層学習モデルとそれを実行するPC等が必要です。
このアプリの特徴として、魚と一緒に写るトロ箱等大きさが既知の四角形の物体、を定規として扱います。アプリ上であらかじめトロ箱のサイズを入力しておき、撮影時に画面上に表示されるガイド枠にトロ箱の枠を合わせて撮影することで、体長測定に必要なスケールの情報を画像に埋め込みます。また、魚の種類や撮影場所の情報をスケール情報と共に記録することが出来ます。
使用方法
1. アプリを起動する。
2. 画面左上のメニューから以下の設定を行う。
2-1. "撮影場所" > "追加" をタップし、撮影場所を追加する。
2-2. 追加した撮影場所を選択する。
2-3. トロ箱サイズ > 追加 を選択し、トロ箱の名称、幅、高さを入力する。
2-4. 追加したトロ箱を選択する。
2-5. 撮影する対象の魚種を選択する。
3. 赤枠をトロ箱の枠に合わせて撮影する。
このアプリを使って、魚の全長推定を行った研究論文が以下のプレプリントサーバーから閲覧可能です。
https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2023.03.12.532319v1
このアプリは、R4年度水産庁委託事業であるスマート水産業推進基盤活用推進事業の成果として開発されました。
(注)本アプリ単体で魚の検出は行わないため、体長推定の実施には別途学習済みの深層学習モデルとそれを実行するPC等が必要です。
このアプリの特徴として、魚と一緒に写るトロ箱等大きさが既知の四角形の物体、を定規として扱います。アプリ上であらかじめトロ箱のサイズを入力しておき、撮影時に画面上に表示されるガイド枠にトロ箱の枠を合わせて撮影することで、体長測定に必要なスケールの情報を画像に埋め込みます。また、魚の種類や撮影場所の情報をスケール情報と共に記録することが出来ます。
使用方法
1. アプリを起動する。
2. 画面左上のメニューから以下の設定を行う。
2-1. "撮影場所" > "追加" をタップし、撮影場所を追加する。
2-2. 追加した撮影場所を選択する。
2-3. トロ箱サイズ > 追加 を選択し、トロ箱の名称、幅、高さを入力する。
2-4. 追加したトロ箱を選択する。
2-5. 撮影する対象の魚種を選択する。
3. 赤枠をトロ箱の枠に合わせて撮影する。
このアプリを使って、魚の全長推定を行った研究論文が以下のプレプリントサーバーから閲覧可能です。
https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2023.03.12.532319v1
このアプリは、R4年度水産庁委託事業であるスマート水産業推進基盤活用推進事業の成果として開発されました。
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