エミュレータを複数起動している際に発生するネットワーク接続の不安定さや、ゲームのラグや切断問題を解決するためのネットワークブリッジ設定方法について解説します。本記事では、ネットワークブリッジの正しい設定方法や、正常に設定されているかを確認する手順、さらにどのような状況でこの機能を活用するべきかを詳しく説明します。
1. なぜネットワークブリッジを使用するのか? ネットワークブリッジの役割
エミュレータを複数起動していると、ネットワーク接続が不安定になったり、ゲームが遅延したり、切断されることがあります。ネットワークブリッジ機能は、これらの問題を緩和し、エミュレータのネットワーク接続を安定化させる効果的な手段です。また、ネットワークブリッジにより、マルチダイヤルルータやマルチネットワークカードの独立したネットワーキング機能も実現できます。
2. ネットワークブリッジの正しい設定方法
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LDPlayerを起動し、「マルチ操作」メニューから「設定」を開く
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「ネットワーク設定」メニューを選択し、ブリッジモードを有効にする
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IPアドレスの設定欄で「スタティック」をチェックし、IPアドレスとゲートウェイを入力
- ゲートウェイはIPアドレスの最後の数字を「1」に設定します。
- 設定が完了したら「保存」をクリックします。
※すべてのエミュレータに異なるIPアドレスを設定してください。
ゲートウェイはIPアドレス最後の数字を1にすればいいんです。サブネットマスク、DNS1、DNS2は別途設定する必要はありません。
例:コンピュータのIPv4アドレスは192.168.100.44であり、ゲートウェイは192.168.100.1にします
(説明画面は例であり、ご利用の環境により異なります)
保存をクリックしてネットワークブリッジの設定は終了です。
注:すべてのエミュレータが同じIPアドレスをにすることができません。 例:192.168.100.44を2回設定することはできません。
3. ネットワークブリッジが正常に設定されているかを確認する方法
「System apps」→「設定」→「タブレット情報」→「端末の状態」から、現在のエミュレータのIPアドレスを確認します。設定が正しくない場合は再設定を行ってください。
4. ネットワークブリッジ機能を利用する場合
5つ以上のエミュレータを起動する必要がある場合や、リセマラを行う際にネットワークが不安定になる場合、ネットワークブリッジ機能を設定することで、接続の安定性を確保することができます。
ネットワークブリッジングのチュートリアルについては、下記の内容をご確認ください。